米国株ってリスクが高そうで不安…
こんにちは。STUスタッフブログです。
ワクワクする話だと思うので
ちょちょいとよんでいって下さい。
「米国株は海外の状況が日々見えない所もあり、
続けていくのは難しいと思う」
あなたが投資を始めたばかりで、
まだ何も分からない状態なら
このように思ってしまうかもしれません。
確かに分からないって不安ですよね...
日本の企業だとよく知っている企業だったり、
日々ニュースや新聞で情報も入ってきやすいでしょうし、
なんとなく安心できますが...
米国企業についてはどうしても
同じようにいかないところがあります。
すでに米国株を使って資産形成を
進められている方の多くは投資を始める前、
- 米国株はなんとなくリスクが高そう
- 全然知らない企業に投資をするのは不安...
- 投資してみて損をしたらどうしよう...
そう思われていました。
私たち編集部も、はじめはそうでした。
ただ、米国株について知れば知るほど、
「あれ?思ったよりリスクはないかもしれない...」
「むしろ日本株より安定してるし、株価の値上がりが期待できるのではないか?」
と思うようになっていったのです。
なぜそう思うようになったのでしょうか。
3つの理由を本日はご紹介しましょう。
世界の時価総額*ランキングです。
*「株価×発行済株式数」で計算され、
企業の価値を表す数字。
1989年を見ると、
実は上位10位中7つが日本企業(オレンジ色にハイライトされたもの)
だったのですが...
2022年時点を見ると、
7位の台湾セミコンダクター(台湾)以外は
全て米国の企業になっています。
ここ30年の間に、世界のお金の流れ先が
日本から米国へ変わっていったことがわかりますね。
実際、米国の代表的な株価指数である
S&P500種株価指数の時価総額は2022年2月時点で
約36兆ドル(約4,198兆円)なのに対し、
日本の日経平均株価種指数の時価総額は約461兆円。
それだけ米国株は世界からお金が集まり、
期待されているということです。
さらに、米国株は
お金が集まっているだけではありません。
過去50年間で、
日本のTOPIX(東証株価指数)が10倍上昇しているのに対し、
米国のS&P500種指数はなんと35倍も上昇しているのです!
*出所:日本実業出版社「米国株投資の儲け方と発想法」
同じお金を預けていたとしても、
3.5倍もの差がついてしまうのです。
②米国の人口は増え続けているから
米国は先進国の中でも人口が増え続けている
珍しい国なんです。
実際、2021年時点で3.3億人の人口は
2050年までに約3.8億人に増加
すると予測されています。
人口が増加するということは...
それだけ消費が増えることになります。
想像してみて欲しいのですが、
同じ水を売るのに、
10,000人がいる街と
100人しかいない街と、
どちらがより多く売れるでしょうか?
10,000人いる街の方が
需要も多いですから、たくさん売れますよね。
このように、人口が増えればそれだけ
企業が作る製品・サービスの需要も増え、
国(企業)そのものが成長するということです。
企業の成長が期待されるということは、
株価の上昇も期待できるということですね。
一方、日本の人口はと言うと...
2021年時点では約1.2億人ですが、
2050年には2000万人減って、
約1億人になると言われています。
「人口が減少する→個人消費がさらに減る→製品・サービスの需要が減る」
という、米国とは真逆の流れになってしまうことが予測されます。
③米国企業は株主重視だから
米国における主要企業の
経営者の平均年収は20億円程度*と
言われているのですが、
そのほとんどが現金ではなく
自社株でまかなわれています。
*出所:日本経済新聞
一般的な日本の企業だと、
給料のほとんどが現金で支払われますが、
米国企業の経営者は
給料のうち9割程度が自社株で支払われます。
*出所:MONEY ZINE
ですから、自分の取り分を増やすためにも、
株価をできるだけ上げようとするのです。
株価というのは会社の価値に
ある程度比例しますから、
米国の経営者は会社の売上を上げて、
利益を出していく必要があります。
そのため、年功序列で
社長が決まる風習のあるような日本と違い、
米国企業は必死に売上を上げる社長が
会社を引っ張っていくわけです。
米国の経営者は
「株価を上げ自分の資産を増やす」という点で
株主と同じ方向を向いていると言えますよね。
(米国には「プロ社長」と呼ばれる人がいるほどです)
ここまで、
「なぜ米国株の方が日本株よりも強いのか?」
の3つの理由をお伝えしてきました。
確かに米国株について何も知らないままなら、
「投資をして損をしないか?」
「本当に収益は得られるのか?」
と不安になるかもしれません。
ただ、このような背景を知ることによって、
「米国株は思ったよりいいかもしれない」
と、思っていただける一歩になると幸いです。
あなたももし、米国株に投資をする際に
「米国株に投資するのは不安だな」と迷うことがあったら、
ここでお伝えしたことを
思い出してみてください。
ご覧いただきありがとうございました。
それでは、18時にまた
Blogを見てくださいね。
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