フランスは定年が延びた？

こんにちは。STUスタッフブログです。

ワクワクする話だと思うので

ちょちょいとよんでいって下さい。

日本の年金が増えました！

しかし・・・

2020年に増えて以来、

3年ぶりに年金が増えますね。

年金受給額は22万4,482円と

去年よりも5,000円程度UPしました。

これだけ聞けば嬉しいですが...

物価の上昇に負けているので、

実際は目減りしている状況。

詳しい理由は先週の

『マクロ経済スライドで年金は増えるのか？』

というメールマガジンでお伝えしています。

本日はそんな年金について...

フランスではどうなっているのか？

現地にお住まいの方からお話を

伺ってきました。

フランスでは今、
年金改革についてデモが起きています。

理由は、"定年を2年遅らせる"こと。

年金を受け取れる年齢が

2年延びるということですね。

これが原因となりフランス全体で

ストライキが起きているそうです。

トラム（路面電車）は走らず、

学校も休校。

取り締まるはずの警官ですら

デモに参加している始末。

特にパリはひどい暴動だそう・・・

現地では、こんな声が上がっています。

「今日ストライキに参加しています。定年延長には反対です。何十年も働いた後、せめて10年ほどは健康的に人生を楽しみたいというのは、決して特権などではありません。」

「この改革は、長い間勉強してきた人たちに大きなペナルティを課すものです。私は、学士号と修士号を取得した後、25歳で働き始めました。この改革で、労働年数43年になると、私は67〜68歳まで働くことになるのです。これがペナルティ以外の何ものでもないでしょう。」

「病院で働いています。特に私たちの給料は定年時にカウントされない"手当"で成り立っているので、病院で66歳か67歳まで働いて100％年金がもらえることはありません。12時間の夜勤、特定のサービスの難しさ、精神的・身体的苦痛、多くの看護師や介護士らが病欠でキャリアを終えることになり、将来、政府はこの改革を後悔することでしょう。」

（フランス語に疎いため少し日本語が変ですがお許しください）

「ふざけるな！もらえると思ってたのに！」

ということですね。

警棒を持った警官が一般人を

抑え込むほどの暴動になっているのですが...

日本人の感覚だと、

「こんなデモをして現実は変わるのか？」

と思いませんか？

それが変わるのです。

時は2019年。

マクロン大統領第一期の時にも

年金改革に対するデモは起きていました。

当時の改革では、

労働者は1日働くごとにポイントを与えられ、

ポイントに応じて年金受給額が決まるシステムを

計画されていたそうです。

1日労働ごとに1ポイントと言われると

悪い意味でゲームのようですよね...

このデモでは71人が逮捕される事態になったそうです。

市民の強い反対デモにより

改革はいったん取り下げられ、

実施するには至りませんでしたが...

今回再び年金改革をするため

デモが起こった、という訳です。

マクロン大統領は

毎月の受給額を100ユーロ引き上げ

およそ17万円にするとしたものの、

市民の怒りは止まらない模様。

次回のデモは31日。

「取り下げられるまでは続きそう」

現地の方はそうおっしゃっていました。

日本にいると大きく報じられることはありませんが、

フランスのリアルな年金事情。

年金はもちろん私たちの老後を支えてくれる

1つの収入源ではありますが、

政府が「遅らせます」と決めたり、

「減らします」と決めてしまえば

基本的に私たちは従うほかありません。

そうなったとき、なすすべがない...

という状況よりも、

「まあ、他の収入源があるし、仕方ないか」

と落ち着いていられるかでは、

人生の豊かさ、余裕は全く変わってくるでしょう。

人によりますが、

老後に必要な生活費は

およそ26万円と言われています。

年金が少なくなれば

生活レベルを落として支出を減らし、

生活費を22万円、20万円と

見直さなければならないかもしれません。

不要な出費をする必要はありませんが、

必要以上に切り詰めることは

豊かさとは言えないのかもしれません。

そうならないためにも、

収入源は他にも作っておくことが大事です。

中でも、手軽に小さくカンタンに始められる

「配当収入」はオススメです。

配当金を出す

強いアメリカ企業に投資すれば、

年に4回、配当収入が期待できます。

今日買って、今日売ったり、

この数日以内に売る...といった

ものではありません。

5年、10年以上先を見据えた

長期的な投資です。

ですから、今のチャートを

気にする必要もありませんし、

決算書を一生懸命読む必要もありません。

株価が下がったタイミングを狙う必要も、

予測をする必要もありません。

長い歴史があり、

世界に必要とされている企業の中で...

配当金をたくさん出してくれる

企業を選んで、そこに投資するだけ。

一度株を買ってしまえば、

あとはほったらかし。

勝手に配当金が

振り込まれるようになります。

しかも、アメリカ株は1株から

買うことができますから、

1万円以下と小さく始めることもできます。

簡単に収入源を作ることができますね。

私は毎月、何も考えずに

決まったところに

投資をしています。

もちろん投資したすぐ後に

株価が下がることもあります。

最初は「ウッ」と胸が締め付けられる

思いをしましたが、

その度に「自分は5年、10年先を見ている」

と基本に立ち帰っていたら、

今やなんのダメージも受けなくなりました。

最近では買った次の日に暴落していても

何も感じません。

直近の株価よりも、

増えていく配当金を見るのが

毎月の楽しみになりました。

自分なりに収入を

作っていくことはとても大事です。

配当金で「じぶん年金」を

一緒に作っていきましょう。

良い投資を。

ご覧いただきありがとうございました。

それでは、18時にまた

Blogを見てくださいね。

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